ルービック(33)キューブの攻略法

キューブ王 海永

 

ここでの説明は簡潔にすぎるかとも思う。詳しい説明はwalk_walkにあります。

 

[名称]

ルービックキューブの面に名前をつける。

 South,East,North,West,Top,Bottom   or  S,E N,W,T,B

小立方体を分類し、分類名をつける。

3面見えるものを3面体。2面見えるものを2面体。1面見えるものを1面体or臍。

3面体に31,32,33,..と番号を付ける。2面体に21,22,23,..と番号を付ける。

 

[操作]

 個別の面を90度右回転する操作を、面の名前と同じ名前で呼ぶ。

     S,E,N,W,T,B

  SをしてEをすることをSEと書く。Sの逆(90度左回転)S^と書く。

 SEで、2面体は別の2面体位置へ、3面体は別の3面体位置に移動する。2面体が3面体の位置へ行くことはない。

 

[1点干渉、2点干渉]

 SE^は、2面体の動きに着目すれば1点干渉。したがってSE^S^Eで、2面体は長さ3の巡回置換。3面体の動きに着目すれば2点干渉。したがって、SE^S^Eで、3面体は2つの互換。

SE^S^EYと呼ぶ。動く部分が丁度Yの形になるからである。

 

[一見対称]

Yでの2面体の動きに着目する。3面体はないものと思う。すると長さ3の巡回置換。この巡回置換、回転軸32-37に視点をおき、視点を120度回転して見ても同じ動きに見える(一見対称)。従ってその新しい視点でYの逆(本来の視点ではT^ETE^)を施せば、最初の巡回置換で動いた小立方体を元に戻せるはずである。しかしスピンは元には戻らない。

 

 以上までで、3面体を無視すれば、2面体の位置と色を正しく収めることができる。ただし、奇置換を偶置換にする、余分なTなどの操作を入れる必要がある場合もある。

 

以降,2面体を動かさないで、3面体を動かし、位置と色を正しくする。

YWは、2面体の動きは干渉しない。3面体の動きは1点干渉。従って、YWY^W^で、2面体は動かず、3面体は長さ3の巡回置換となる。

 

[鏡像操作]

 対角線32-35を通る垂直面Gを面対称の基準面と考え、YWY^W^の鏡像操作を考える。

    Y^N^YN

この逆操作(N^Y^NY)31,35,36の位置の小立方体は位置は戻るがスピンしている。

以上で、ルービックキューブは、正しい位置と色にできる。

 

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